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株式会社ユーラスエナジーホールディングスなどが出資して設立した特別目的会社の北海道北部風力送電株式会社（以下、「北海道北部風力送電」）が、かねてより建設を進めていた北海道北部地域での「風力発電のための送電網整備の実証事業（※１）」につき、このたび送変電設備一式が竣工し、5月16日に竣工式が開催されました。

この送電網整備のうち、当社は、2018年7月に、北海道北部風力送電から工事を請け負い、元請けとして「北豊富変電所を含む、3カ所の電気所・通信設備」を施工するとともに、下請けとして同変電所内に併設する「240MW/720MWhのリチウムイオン蓄電池を含む世界最大規模の蓄電池システム」建設における蓄電池盤の搬入据付工事も施工しました。

これまで当社は、四国内はもとより全国各地において、風力発電設備や太陽光発電設備などの再生可能エネルギーのEPC（※2）やO&M（※3）を手掛けさせていただいております。
今後も引き続き、再生可能エネルギーの普及・拡大に貢献し、エネルギーに携わる「総合エンジニアリング企業」として地域発展に貢献できるよう努めてまいります。

（※1）風力発電の最適地でありながら送電線が脆弱な地域を特定風力集中整備地区と定め、送電網整備を行う民間事業者を支援し、技術課題等の実証を行うことにより、風力発電の最大限の導入拡大を目的とする事業。
（※2）ＥＰＣは、設計（Engineering）・調達（Procurement）・建設（Construction）の略称
（※3）Ｏ＆Ｍは、運用（Operation）および保守点検（Maintenance）の略称

北豊富変電所全景

知駒無線中継局

稚内恵北開閉所

開源開閉所

中川無線中継局

メナシベツ反射板

【施工概要】

本件に関する問い合わせ先
四電エンジニアリング㈱
総務企画部　企画広報グループ　大森
Tel．087-867-1711